2003年05月01日(木)

私が気づきたかったこと?

以前、人によって寝ている時に見る夢が違うって話を書いたことがあります。カラーの夢、モノクロの夢、現実の続きのような夢、非現実的な夢・・・いろいろあるそうですね。

私は時々「一体誰が考えたの?」っていうSTORYな夢を見ます。しかも感慨深いというか不気味というか・・・人間てそういう自己治癒能力があるのかな〜なんて思ったり。

今までで一番印象的だった夢は、まだ歌うために上京したいなんてこれっぽっちも考えてなかった二十歳過ぎの頃。

・・・気がつくと私は海外での荒野の戦争の銃撃戦のまっただ中にいました。「お前も戦え!」と銃を渡され。。。それはもう怖くて怖くて自分だけデスクの下に隠れていました(→だいたいこれがもうオカシイ(笑))で、当たり前ですが兵士の一人にすぐに見つかり、私の顔面に銃口が。。。「ぎゃーやめてー!」自分を守る一心で私は手にもっていた銃で闇雲に引き金を引いた。なのに命中してその人は死んでしまいました。あまりのショックで半泣き状態、、、すると目の前に今度はいきなり池が。私は迷わず飛び込みました。「あぁ、これで殺さないですむ。。」そのまま私は気を失いました。

・・・ふと目を覚ますと(注:まだ夢の中)私は病室のベッドの中。目の前には一人のおばさん看護婦が。「あら、やっと気づいたのね。・・・しかし、あんたもすごいわね〜。58人も殺すなんてね〜_」「えっっ!!私は一人しか殺してない・・・そんなこと・・・」

・・・するとまたシーンが変わり、私は病室の外にある小高い丘に向かって歩いていました。丘の上にはアンティーク調の椅子が、ぽつんと一つたたずんでる。「そうだわ、私は髪の毛が切りたかったんだ」私はその椅子に座り、置いてあったハサミを拾い、自分で切り出した。ざくざく。。。そして、ふと自分の膝元を見て、びっくり!そこには私の髪ではない、色んな人種の髪が、ばらばらと落ちていくではありませんか。金髪、白髪、赤毛、縮れ毛、、、。あぜんとしていた私に、今度は空の方から男性のような声が。

「それはね、生きたくても生きられなかった人達の髪の毛なんだよ。あなたはその人達の分も生きなくてはいけないよ」
「え・・・?!」

ここで本当に目が覚めました。起きてからもあまりにも鮮明に覚えていたのでこの話をふ〜ちゃんにした所、「キリスト教みたい〜」「・・なんで?」「だってキリスト教だと、人はこの世を終えてから丘の上で断髪式をしてもらいながら自分の今世での人生を省みるんだよ」「へぇぇぇ〜〜・・・」

当時の私は人生について深く思い悩んでいた訳ではない。どちらかというとケセラセラな毎日だっただけに、ちょっと奇妙な夢、でした。・・・もしくは与えられた人生をちゃんと生きろよ!って事だったのかしらん(恥)
でも、それにしちゃぁ、凝った演出。他にも訳のわからん夢をよく見ます。また今度読んでやってね(笑)
(この他の2002~2005DIARYはPCサイトにてご覧下さい)

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