そしてそして、もう3月ですかぁ~
この前猛暑だったような、雪だったような、、、四季のペースも狂い気味で、よけいに早く感じますね。。
・・・昨日、ワイドショーで「やしきたかじんさんを偲ぶ会」があったと言っていました。
今年早々に亡くなられたたかじんさん、、、ものすごくショックでしたね。。
実家が岐阜なので、両親も『そこまで言って委員会』は毎週録画しているほどファンで、私もときどき帰省するたびに、録画したものを見ていました。
なのに、こんな急に・・・
そんななか、1月末には追悼番組で『そこまで逝って委員会』という、まぁ、たかじんさんの追悼番組らしいとがったタイトルでの放送があると。
すごく見たかったんですが・・・これは関西でしか放送されなかったんですね~、残念。
誰かがYoutubeにあげてくれないかな?と期待していたところ・・・
ばっちり、すぐにあがっておりました!
これを見てさらに、やっぱり一本筋が通った豪快なお方だったんだなぁ、と思ったのですが、想像していたよりもものすごく繊細で優しい方なんだな、という事も・・
こうやって亡くなってしまってから、より理解する、というのも悲しいものですね・・
でも、番組の進行も明るめでしたので、笑ったり泣いたりしながら見てましたが、一番に感動したのは、最後に歌った「やっぱ好きやねん」のシーンです。(上の動画ではカットされています)
やっぱり歌って、その人の人生や人柄が出てしまうものなんだな、と、、、。
つくづくこの歌を聴いて、その”優しさ”の部分を感じて、泣けてきてしまいました。
特に歌いはじめのあたり、こんなにシャイで、人の心に触れるとき「どれぐらいで触れたらいいのか、いや、とてもじゃないけどな、触れるのはやめておこうか・・・でも・・・」
みたいに歌える人って、いないんじゃないかな?と。
しかも普段の豪快さとの振り幅が大きすぎて、、、。
人を本当に理解するということは、自分もそれに見合う深みがないと正しくは見えないんだろな、と、思わされる歌です。
ほんとに、もう少し長生きしてほしかったです。。
そして。
偶然ですが、わたしはいま天童さんのツアーにまわっていまして。
天童さんがとてもたかじんさんと親交があられて、先日コンサートで「やっぱ好きやねん」を歌われました。
なんだか、人知れず、コーラスしながら泣きそうになりました。
ぜんぜん私にとっては遠い人ですが、それでも追悼の意を演奏というかたちで参加できていること・・・そして、人が亡くなることの悲しさと、、、
天童さんの「やっぱ好きやねん」は、今までのたかじんさんへのアンサーソングのようにもなっているようで。。
あと、この歌詞は、私的には”たかじんさんを愛した女性”目線からの歌でもあると思うので、女性が歌うとちがった聞こえ方になりますね。
「どうしていっちゃうの?」という切なさや、「でもがんばって生きたね」という大きな思いまで、天童さんの歌声にはこめられているように感じた素晴らしい愛の歌でした。
・・・Youtube、私が見たときは「やっぱ好きやねん」までつながってアップされてましたが、こちらがその後半の部分です。
私としては、上の番組からの流れでこの歌を聴かれると、きっと歌の深みも増すかと思いますので、よかったら視聴してみてください。天童さんもゲストでいらっしゃいます。
心よりご冥福をお祈りいたします。。