やっっっと、行ってきました~~!!千葉県佐倉市にある川村記念美術館に。
もう何年も前ですが、マーク・ロスコの絵が素敵だな~と思っていて、どこかで展示されてないかしら?と探したのがきっかけ。でも場所がそんなに近い訳でもないので、いつか行こう、と先延ばしにしていたんですが、ふとこの前行きたくなってサイトを開いたら。。。なんと、今年の7月からしばらくの間改装工事に入り、今までの『ロスコルーム』はその後別棟に移るとのこと。これは、、、
行かなくては!!
・・・幸い、予定日はお天気もよく、朝10時に家を出て、それでも着いたのは12時を過ぎていました~。(佐倉駅より無料送迎バス30分)
まずは白鳥の泳ぐ(優雅です..)池や景色を眺められるレストランでゆっくりとランチをいただき、2時からガイドツアーでモネやピカソやらの説明を聞く。これがまた思いのほか楽しかったです。モネの睡蓮は有名ですが、なぜに何枚も睡蓮を描いたのか、なぜにピカソの絵はあのように変化したのか、など、時代の流れとともに表現方法を変えていった画家たちの解釈、、、ただ素通りしてしまいそうなところを詳しく説明してくださって。
後半「対話による鑑賞プロジェクト/mite!」に基づき、マックス・エルンストの絵画’入る、出る’について語ろう、なんて時間もあり、まったくの他人同士ですが挙手して意見を述べあったり(わたしも述べました^^)またまたそれが、思いがけない発見もあったりで、なにげに参加しただけでしたがすごく面白かったです。
そして、そのあと、いよいよ念願の『ロスコ・ルーム』へ♪あの、超シンプルな絵を目の当たりにして、何を感じるのかしらん、何も感じなかったらどうしよ。。と思っていたんですが。。。
とっても、よかったです!
・・・先入観なしで、わたしがわたしなりに感じたこと。
”人間の一番大切な部分だけを、すべての無駄を省いて表現するとこうなるのかなぁ”と。
遠目からだとべっとりと塗りつくされてるように見えますが、キャンバスを肉眼で観ると、ペンキがだらだらたれていたり、力強く塗ったせいか刷毛でひっかいたような痕ががあったり、なんどもなんども色が塗り重なっているのが透けて見えたりとか。かなり大きい絵画ですし、やはり実物はよかったです。
お目当てが観れて安心したところで、庭園を散策、、、と外に出ると、なんと『ただいま睡蓮が見頃です』という看板^^さっきモネの話をきいたばかり、なんていいタイミング!!うれしいなぁ~。。。ということで一枚。
・・・あの当時は画家たちは写実主義とはいえ、すべてを部屋で仕上げていたらしいんです。そんな時代に、モネは一日中池の前で、日の移り変わりとともに変化する『池に映り込む空や睡蓮の色彩の変化』を何枚も描いていたそうで。それに当時は、’水面だけを切り取って描く’という発想だけでも、かなり斬新だったようですよ。ほ~ぅ。。・・・というわけで、アングル微妙だけど’モネ風に’意識して撮ってみました(笑)
そして最後には、こちらも楽しみにしてた、ミュージアムショップ。一番の目当てはNOTO夫妻のTシャツ。サイズもあり無事購入^^写真は箸置きとフラワースタンド。商品がお洒落で、むやみにいろいろ買いそうになりましたが、このへんでやめておきました^^;
・・・・なんだか、すっかり美術館の回し者かのように書いてしまいましたが。。。^^改装後のオープンは来年3月になるそうです、もしお時間ありましたら行ってみてくださいね♪