思い出のエレクトーン曲

3月のjazzライブに向けて、曲選びにいろいろYoutubeで探していたら、リンク先にとてつもなく懐かしい曲がありまして。

開いてみたら・・・

 

な、なんと、わたしが昔、子供の頃に練習していた曲(エレクトーン)とまったく同じ譜面を弾いてアップしている方を発見。

それも、何曲も・・・思わず「うわぁーーーなつかしーーー と夜中なのにさけび、聴いているうちに涙腺もゆるんでしまいました・・

せっかくなので、リンクします。

セキトオシゲオさんという有名なプレイヤーさんアレンジの楽曲集、
『華麗なるエレクトーン 』より。

まずは小学生のときに地元の発表会で初めて賞をもらった、感慨深い曲「マスカレード」

YouTube: This Masquerade (D-DECK)

私がはじめて音楽に目覚めたのがボサノバ、というのがわかっていただけます、よね(笑)
・・・しかし、きょうびのエレクトーンはドラムを打ち込みできるのでよりゴージャスに聴こえます・・・

そして。

次の発表会で賞をもらったのが「あまい囁き」これは中学一年のときかな、たしか。
この方のタッチ感、素敵ですねぇ、、わたしはガキんちょだったので、こんなに表情豊かではなかったな、譜面は一緒でも。。

YouTube: あまい囁き Paroles, Paroles

 

しかし!

私のエレクトーン練習曲のなかで、一番ハマったのが、こちらの曲「カーリーとキャロル」もう少し辞めないで習ってたら、次の発表会はこれで出たのかもしれない。

YouTube: カーリーとキャロル

もうね、子供ながら、このイントロにしびれちゃってました。。。。

この曲、一番練習したなぁ。なつかしい・・・

エレクトーンってリズムボックスがついてるので、曲のテンポがデジタル表示になっていて。

たとえばテンポ130の曲でも、60くらいから練習して、だましだましすこーしずつあげていくと、2時間くらいすれば130で弾けるようになっているんですね。もちろん部分的に、ですよ。

そのやり方も子供なりに自分で工夫して練習してたんですけど、のちのちミュージシャンの方々に話したら、”最初はそうやって練習するもんだよ”ってきいて、なんだか間違ってなかったんだ、って、うれしかったですね。

マスターしたい時期はほぼ毎日、8小節だけ、とかを何時間も練習していて、当時母に「まぁよく飽きずにやってるわねぇ・・・」と言われたもんです(うちは放任主義で(笑))

ほんと、あの頃はなんていうか、ただひたすらに弾けるようになりたい一心で、無我夢中に練習していて。。。。

けなげだったなぁ・・(涙)

 

大人になってしまうと、これくらい練習しておけば、これくらいは出来るようになるから、なんて、積んで来た経験が役に立ったり邪魔だったり。。

忘れていたピュアさをふっと思い出しました。

そんな気持ちにさせてくれる曲をアップしてくださってありがとう!と言いたいです。

 

セキトオシゲオさんのアレンジもほんと渋くて素敵ですよね。まだご活躍なのかなぁ・・
他にも「青い影」や「イエスタデー」も、素敵なアレンジになっていました。こちらもアップされていますのでご興味ありましたらぜひ。

余談ですが、いま思えば、エレクトーンて、まぁインストですから、1コーラス目は歌のメロディを弾くんですが、2コーラス目からキーボードソロみたいに難しく展開していくんですね。

まぁ、セッションてそういうものですけど、なんだかそこを経てから大人になって作曲したので、歌メロのシンプルさとのバランスとのせめぎ合いがありました。歌は歌詞がつきますので、スキャットのように早いと上手く表現できないんですよね。

で、なんか難しくなってたなぁと今更に思うのが、”sanagi”です(私のアルバム「Fateful」より)
お持ちの方はぜひそう思って聴いてみてくださいませ。。。笑

もう私もすっかり離れてますけど、ピアノとはまた全然違う、エレクトーンの魅力もみなさんに伝わったら嬉しいです