CCTV(監視カメラ)〜盲導犬刺傷のニュースを見て〜

このテーマ。じつはずいぶん前に下書きしてしたのですが、、。・・・先日、盲導犬オスカー刺傷のニュースを見て・・・

ふっと思い出しました。ので、アップします。

アップしようとしたら記事のリンク先が切れていたりもして。。

でも、アップしたい!と思うタイミングが来た気がするので、今日アップします。

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無差別に道路を暴走するニュースや、いじめのニュースや、動物虐待のニュースや・・・

ちょっとそれが頻繁すぎて怖いな、思う今日この頃。

どれも許せないけど、こと動物に関しては、特に憤りを感じます。・・まったくなんの関係もない弱い存在を自分のストレスのはけ口として傷つけるなんて、、、

しかも器物破損扱い、犯人も特定できない場合が多く、、、つまりその人はその後も普通に身近で生きている、、かなり、ぞっとします。

そのたび思うのは、監視カメラのこと。

もっと、日本もCCTV(wikiペディアより)を積極的に採用したほうがいい時代になってきてしまってるのでは?と。

わたしが、その存在を強く知ったのは2008年にロンドンにプチ留学したときのこと。

そのときの様子はここに書きましたが、飲食店内でのケンカにも数分でパトカーが来る、今朝誘拐された子供と犯人の様子も映っている、まぁ、監視されまくり、ということですね。

そしてまた、それを映画にしてしまったものもあります。

『LOOK』 (予告編だけでもどうぞ)

look

CCTVの実情をあらためてネットで検索していたら見つけたので、遅ればせながらレンタルしてみましたら・・・

小さく笑いたくなる、映画でした。いまどきの希望ってこういう笑いなのかも、っていう類いの。

いえいえ、笑えないんですけどね、アメリカ中の様々な監視カメラ”風”なシーンが、ちゃんとストーリーになっていて、思ったより見応えがありました。

まぁ、もちろんプライバシーもありますし、この映画みたく、さすがに部屋の中までは、、とは思いますが、それでも、ひき逃げた犯人や、人影少ない場所での暴行や、動物虐待しているシーンや、、

それがしっかり撮られている社会になれば、なにかが良い方に変わったりしないんですかね?

もちろん同じくらい別のリスクもつきものなんでしょうけど、、

そして、平等であることの勇気も必要でしょうけど、、

そのリスクに悩むより確実に早く、怖い事件が身近に迫っている気がしませんか?

ちなみにロンドンのCCTV普及率は世界でダントツらしいです。納得。

そして2007年の記事ですがわかりやすく書かれているものも。なんと「しゃべるCCTV」もあるらしい!

ロンドン〜スクエア・マイルから / 丸國 葉

第76回 「監視される市民と、もみ消そうとする首相官邸」

*リンク切れでしたので、拾えたところだけ転載します。

イギリスのCCTV (監視カメラ) の多さは今や世界トップであり、ロンドンの街を一日歩けば百回以上はカメラに写されているという。「中略」 犯罪の多い駅ではCCTVがないのが理由だとして急遽設置されていたし、今ではバス内にもしっかりCCTV。しかも、その存在を張り紙で明記する徹底ぶり。「これだけ見張っているのだから悪いことはしないでくれ」 と言わんばかりである。
 こうもCCTVへの露出度の多い毎日となると (といってもほとんど意識はしていないのだが)、逆にCCTVのない郊外の夜の駅で一人ポツンと電車を待つのは非常に心細くなるものである。夏ともなれば、いまだにエアコン付きをウリにするレストランがあって、なんともオカシイやらカナシイやらのロンドンであるが、そのうち、「CCTV付き、安全なレストラン」 が客引き文句になるのか。
 イギリスの一部の都市で試験的に始まったのが 「しゃべるCCTV」。街のポール高くとりつけられたCCTVが人々の行動を監視。といっても、人工知能が組み込まれているわけではなく、近くのオフィスにある24のスクリーンを監視している担当者の声である。ごみを落とす人はもちろん、酔っ払いや非行少年らの行動を見張っており、その警告は3段階。たとえば、新聞を道に落とせば、「その毛糸の帽子をかぶった方、どうぞその新聞を拾ってください」 とくる。
 もちろん、教育の行き届いた 「しゃべるCCTV」。指示に従ってきちんと行動してくれた人には 「Thank you」 も忘れない。それに従わないと、声のトーンがきつくなり命令調になる。それでも無視すると写真が地元新聞に 「辱め」 として掲載されるのだとか。市内引き回しの刑の現代版か。もちろん必要とあれば警察への連絡も行われ、実際 Vandalism (ヴァンダリズム=公共物破壊行為) などで逮捕者も出ているとのことだ。・・・以下省略。

この記事のように、たしかに、ロンドンって、電気水道の修理などは日本に比べたらはるかに対応が遅くて、言い換えれば優雅というか、ゆったりしているというか、、不思議なバランスの部分もあった気がしますが(笑)

とにもかくにも、安全な暮らしを願うばかりです。。。