このたびの震災の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
そしてわたしは近々のお仕事がすべてキャンセルとなり、実家も「いつまで東京にいるの。。」と心配の連絡が何度もあり・・・(親戚ふくめ中部地区が多く。心配メールの嵐・・・)
そういった状況が重なって、いま、多治見にいます。
わたし自身、自分で自分の心のケアをするためにも、東京ではテレビだけでなくネットでいろいろ調べ、日々状況を把握しようとしていました。(もちろん今も、ですが)
特にTwitter・Youtube等で、技術者・専門家などの発言に信憑性を感じ、ずいぶんの安心感をいただきました。
実家では、ネットに疎い家族に、PC画面を見せながら説明したらようやくわかってくれました。
私を心配してくれる人を安心させること、も、大事なことですね。
あと、もし今回帰省しなかったとしても、「実家が西にある」という事で、この数日、より落ち着いていられたのかもしれない、とも正直思いました。もし実家が東京より北にあれば家族を東京に呼んでいたでしょうし。・・いろいろ考えさせられています。
さてそして。
まず多治見に着いて驚いた事。
なんと多治見でも、そして知る限りで関西でも九州でも「買い占め」が起きているとか!
これは買い占め、なのか、もしくは東北に物資を送ってあげようという人たちの買い物なのか、はわかりませんが。。。
たしかに東京は引き続きの計画停電・余震、街は節電のため暗く、出歩く人の数も少ない。
テレビだけの情報しかなければ、私も不安になって買い占めをしていたかもしれない、と思いますが。。。
・・・そんな折ですが、今回の思いがけない帰省で、友達にお任せすることにしていたフリーマーケットに一緒に参加してきました。(以前書きました断捨離後のもったいない品物など)
場所は市外のスーパーの屋上。お天気にも恵まれ、たくさんの来場数。
むかし販売員の経験のあるわたしたち、ものすごく久しぶりに接客トークで、値切って来るお客さんとのやりとりをしつつ、合間に交互におにぎりをかじりつつ、あっという間の半日でした。
中にはわたしと同じく関東から実家に帰って来た人もいて、「お互いがんばろうね!」と。
終わってから友達と二人「なんだか昔の二人を思い出すね、懐かしいひとときだったね・・」と。たくさんの人たちと明るくしゃべりまくったら、少したまっていた悲しい気分もほどけていったようです。
こちらの売り上げもまた募金することにしました。
・・・洋服などの物資も、友人のつてで新品のあたたかいジャケットややわらかいカットソー系など、集める事もできるのですが、どうもそういったもの(衣類)を扱っている自治体は全国的に少ないようで、今後もいろいろ考えようと思います。
まだまだ日々刻々と変化する状況が気になるところですが、今日は家族でこのチャンネルを視聴して勉強しました。
YouTube: 地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後(大前研一ライブ579)
効果的な節電についての提案、今後の日本に必要な長期的ビジョン、など、これが「決定した案の発表」であればいいのに・・と思いながら。。
まだまだ長丁場になりそうですが、まずは自分にできることをしつつ、元気に、がんばっていこうと思います。