ご縁て、本当に有り難くて、素晴らしいことですね。。。
私の、山上るい先生についてのエッセイを読んでくださって「るい先生に初めてお会いした頃の私の姿と重なりました!るい先生ファンをまた一人発見できて嬉しいです、お時間ありましたらぜ是非観にいらしてください!!」と阿藤雅恵さんから布花展のメールをいただきました。10月28日まで、との事で、今日の昼間なら行ける!!と、どきどきしながら銀座へ向かいました!!
そして扉を開けると、、、もう、、10数年ぶりに、、うっとり・・・
思わず深いため息、、、幸せのオーラににからだごと包まれた感じ。。。
はじめて、るい先生の布花に出逢えた時の感激が、またよみがえりました。
ほら~~~~!!
素敵ですよねっ。ストックです。
こちらは山あじさいです。も~~~~繊細、、、、感動。。。。圧倒的な存在感!!!
布花教室を開かれて30年近く、まだるい先生がご健在だったころのお話もいくつか聞くことができ嬉しかったです。
「あなたたち、高い授業料払ってよく来るわねぇ、一番の先生は”自然”よ」・・・可憐な布花のイメージからはほど遠い、このバッサリ切り捨てるようなお言葉。でも、
「布花作るのに、資格もへったくれもあらしまへんのや。」と言い放っていらした現場を目撃した私にとっては、わくわくするエピソードでした。
るい先生の布花写真集には、ご自身の言葉も花毎に添えてあって、それがまた本当に繊細。素敵な花を見つけては家に持ち帰り、花びらをちぎって眺めてみたり、枯れる様をも見届けては、様々な瞬間を創作されていたんです。本当の花の、いのちの、美しさとは何か、をいつも探求されていたのかもしれないですね。わたしは布花から、そういった深みを感じさせられ、そしてとても癒されたんです。私もがんばろうって。自分なりにいろんな瞬間を表現しようって。
そして先生が花に込めたいのちを、阿藤さんも引き継がれていて、阿藤さんご自身の感性も加わり、新しい布花が永遠に咲いていく。。。
入り口にアーチのように飾られたオリーブの布花は「近くの公園にたくさん実がなっていて。だんだんと実の色が変化していくのよ」と。阿藤さんも、目についた花は、摘んで持ち帰るそうです。
こちらは、阿藤さんオリジナルの布花ケース。ケーキの形をしていてとてもかわいい!!
他に、古布や和布を用いた布花も、阿藤さんオリジナル。わたしは和布の淡いグレーのピンブローチを購入させていただきました。
あ~~~、無数の花びらにかこまれて何日も没頭してみたい!!
でも、楽しみはとっておこうっと。いつか必ず、叶いますように。。。