ロココ時代へトリップ

行ってきちゃいました。目黒区美術館。
祝祭の衣装展 ~ロココ時代のフランス宮廷を中心に
”衣装”というのに魅かれて。
ロココ調、とは、よく気軽に使ってましたが、ほぼ18世紀の出来事なんですね。。
とくにおもしろく感じたのは、18世紀末にマリー・アントワネットが処刑され、フランス革命が終わるまでに、ヘアメイクやら衣装の展開。ファッションは歴史とリンクしているよなぁ、とつくづく。
ほお紅がつけられるようになり、色は白く白く、とおしろいも付けられ、その白さを強調させるために”つけぼくろ”が流行り。。ドレスもパニエやコルセットを付けるようになり、髪型も、ルイ14世の愛人、フォンタンジュ嬢がなにげにアップした髪型が素敵だということでアップスタイルが流行り始め、、、その後ルイ15世の奥様、ポンパドール婦人から、現在の「ポンパドール」は来てるんですねぇ。
宮廷の貴婦人たちの間のステイタスで、より高く高く、と積み上げられたヘアスタイル。
ここに飾ってある実物大を見て、笑いました。

Rococo
てっぺんにはお船がのってます(パンフレットより)
ここ、これは、ドラえもんもびっくり、ほぼ2頭身ですよ!
笑った理由はもうひとつ、もし私なんかがこれをやったら、、、と想像していると、「その髪型でシャンデリアを壊した婦人もいて、頭の高すぎる婦人は出入りを禁止されたほど」と(笑)・・・贅沢にもほどがある、ということでしょうか。
マリー・アントワネットが贅をつくして、お付きのデザイナー&髪結職人にいろんな髪型を結わせ、しかも、高価すぎてひんぱんには変えられないので、かなり不衛生だったこと、さらに、その後「低い髪型」を主流にさせた髪結職人のマリー・アントワネットへの気遣いのエピソードなどなど、、。
ドレスもまじまじと見ると、面白かったです。あーーこんな時代からこんな技法があったんだー、と。
なにしろ、贅をつくすとは、こういう事なんですね。オートクチュールとは。
一枚の布に刺繍するんじゃなくて、”織り”の段階から刺繍のような薔薇を織っていく。袖口や胸元にほどこされた、ブーケが連なったレースも、おなじ糸たちからレース編みされたもの。めまい・・
そして、世界にたった一着のドレスは、ほとんど一回ずつしか着用されなかったんですね。。。
Rococo2
唯一、撮影可、入り口の撮影コーナー
でもわたしが今回、いちばんおもしろい!と思ったのは、つけぼくろと扇、ですかね。
つけぼくろ、、、最初、マネキンを見て、なんでこんなに大きな黒い星やハートが顔にくっついてるんだろ、まさかこれも再現・・・??

Rococo3
ね、でかいでしょー!*資料より
・・・当時はベルベットや皮など切り取ってのりでくっつけてたんですって。
詳しくは忘れましたが、目元だと「情熱的」、唇上だと「口づけ可能」、左頬にハートだと「婚約中です」だったかな。いろんな意味が・・
あと、扇にも”扇ことば”があって、開き具合で会話していたそうです。
「今晩おひま?」とか。
その日その日で会話の意味を変えていたらしく。
なんともコケティッシュですねぇぇ。。
そして起きるフランス革命。。。
いつの世も、必然の流れのようなものはあるんでしょうか。。
むかしベルサイユ宮殿も観に行ったことはあるんです、が、あの巨大な建造物よりも、今回ファッションとして垣間見る方が、実感としてしみ込んできました。
美術館を出たころには、優雅さ、いや豪華絢爛さにやられてくらくらしていた私でした・・・笑