着物de美術館

もはや、半強制的に実行している、『着物de』シリーズ、第4弾(笑)
今回は、前回の布花展の阿藤さんに教えていただき、広尾にある「山種美術館」に、akiちゃんと一緒に行ってきました。
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こちらは日本画専門の美術館だそうで、
没後10周年 東山魁夷と昭和の日本画
が開催されていました。

とはいえ、深い予備知識もなく観に行ったのですが・・・
それはそれでとても興味を引くものでした。
展示されているもののほとんどが昭和40年代までのもの。
「ずいぶん昔のものなんだねー」なんて眺めていたのですが・・・

「京の四季」を描いたコーナーもあり、そちらの説明に、
「時代とともに激しく移り変わる京都、この様子を変化してしまうまでに描き残してほしい、と川端康成に促され・・・」というようなことが書いてあり。
それで、ふっと、
『そうか、この時代はカラー写真では残せないから、この絵だけがリアルな風景なんだよね・・』と。
あたりまえのこと、なんですが。
・・・紅葉した山々、深々と町につもる雪・・・
当時暮らしていた人々の息づかいや空気まで伝わるような素晴らしい絵に、なんだか感動してしまいました。

・・・静かな風景を楽しんだあとは、カフェで一休み。
今回、12月なので、合わせの着物(裏地がある着物)、そして、ついに浴衣帯でなく、名古屋帯にトライしました。
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いやーー、無事着られて&着崩れせず、、、
こまかいところはまだまだこれから、でしょうけど、やっぱり月に一度でも着るようにしていると、着崩れない加減とか、だんだん身についてきているような気がしてます。
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阿藤さんにいただいた大島紬のクリスマスリースのブローチ。センスが素敵すぎます
来月の初詣は、自分で着ていけるかな・・・
そしたら今年の抱負が実現です

そして、近かったので、話題のスポットも歩いてきました。
表参道イルミネーションです
じつは、11年も灯されてなかったことを知らなかったのですが(笑)

・・・なんだか、観光スポットのように、交通整備もきびしく、たっくさんの人・人・人・・・
それで、気づきました。
「あ、今日は日曜日だ・・ 」と(笑)
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そして、そのあとは着替えて、また焼き鳥屋さんへ。
もう、前日の流れから待っていた晩ご飯だったので、うっかり写真を撮り忘れ(笑)きづいたときには、私たちのなかでの大ヒット、「つくね丼」はひつまぶしのようになってました。。
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よく笑い、よく語り・・・
とても充実した楽しい一日でした。