引きだしの数

・・さいきん、ふっと言おうとしたハリウッドスターの名前がど~しても思い出せない、とか、、。なんだか忘れっぽいのってやだわ、、、と思いつつネットをたどっていたら、興味深い内容をいくつか見つけた。
”人間の脳細胞は、ある程度の年齢を過ぎると減っていくが、記憶力は劣っていくわけではなく、経験メモリーが増えていくから、引き出しが多くなって出しづらくなってるだけだ”
”記憶とは、覚えていること、なのだが、人生の中には忘れたほうがいいこともある。整頓が必要”
なるほど。記憶って『物理的な記憶』と、経験にともなう『感情面での記憶』が混ざりあってますよね。
・・・私はよく友人に、
「ほんと忘れっぽいんだ~、悲しいことも、嬉しいことも、どんどん過ぎていっちゃって」なんて言ってたりする。これは完全にふたつの記憶がペアになってますね。。。^^;
わりといまだに、新鮮だ!と感じる事も多く、平凡な毎日だと思わないわたし、睡眠さえとれば、たいていのことはリセットして(されて)しまうわたし。忘れたいことも、忘れたくないことも、同じくらいに忘れてしまう。。。怖
「この前は楽しかったね!!」と言われても、それ自体すぐに思い出せないこともあるのは(えぇ、確かにとっても楽しかったんですよ!!)引きだしの数が増えたからなのかな。。
いろんな場所にも遊びに出かけるし、仕事柄、毎年名刺もたくさんもらうし、はっきりいって顔や名前を覚えるのは苦手、、と思っていたけど。「多すぎるんだ」と、ひそかに自己弁護してもいい状態であったりするのかなぁ。。。
あと、面白いなって思うのは、どれだけ些細な事でも、ふたたび目にしたときに「あ、ずいぶん前に見たな~」と思い出せること。ちゃんとどこかの引きだしにしまってあるんですね。。。でも見なければ永遠に”開かずの引きだし”ですね。(そういえば、そういう記憶の探知機もありましたよね?あ~今、思い出した(笑))
誰かがテレビで言ってました、「良い映画を観ると、その細かなストーリーは忘れてしまっても、そこで得た感動は、心に刻まれて残って行くものだ」と。わたしの心の中にも大~~~~きなかたまりとなって、日々刻みこまれているのでしょう(笑)
・・・・ん?笑うとこ??